師匠の月間粗利額は100万円を優に超えていました。
粗利(あらり)とは、売り上げ高から売上原価を引いた金額のことです。
私が販売員をしていた頃なんて、一日10時間以上も働いて、手取りが23万円にしかなりませんでした。
かたや、師匠は本業の給料だけでなく、さらにせどりで100万円以上の利益を出していたのです。
この現実、考えられるでしょうか?

私は、「この人について行けば、絶対に稼げるようになる!」と確信しました。
正しいせどりの方法さえ理解すれば、自分にもできるはずだ、と。
そして、私は師匠に正式に弟子入りしました。
その時の師匠の言葉を今でもはっきりと覚えています。
「全てを教えます。やるか、やらないかは青さん次第です」
全部教えるんだから、もう勝ちゲーみたいなもんだ、と師匠は言いました。
「絶対に結果を出してやる」私は燃えました。

正しい方法とは、とても簡単に言えば、次のようになります。

店舗仕入れならスマホアプリを使い、電脳(ネット)仕入れではPC検索ツールや有料のソフトを使ってリサーチします。
まずは、正しい仕入れ方法を師匠に教えてもらいました。
仕入れの基準や、どのくらいの個数を仕入れるのかを学びました。

こちらは、当時店舗に行った時の写真です。

驚愕ですよね。
軽自動車は、仕入れた家電でパンパンになり、激安の殿堂店舗に行けばカートが山積みになりました。
その後、数日は納品地獄が続きました。
私は当時、マンションの11階に住んでいたので、全ての仕入れ品を手押し台車で運び込みました。
「倒れそう…!」何度も往復しました。
しかし、これからの明るい展望を思うと嬉しい悲鳴でした。

次に、管理について学びました。
師匠に出会う前、私は月に30万円~50万円の粗利を出していましたが、手元にお金は残りませんでした。
なぜだと思いますか?
「在庫」「不良在庫」「黒字倒産」などの言葉を知らず、理解していなかったのです。
皆さんは、日本の企業の何%が黒字で、何%の企業が年間で倒産しているか、ご存じでしょうか?
調べてみたら、きっとびっくりしますよ。

個人事業主とはいえ、これは完全に会社経営と同じです。
今までのテキトーなせどりはやめよう、私は思いました。
いつか社長になりたい。一流の経営者になりたい。
こんな夢を抱き、わくわくした気持ちで未知の世界へ飛び出しました。

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